鉄道博物館に行ってきた
一年前の今頃、アタクシは名古屋のリニア・鉄道館に行っていたのです。
最近、昔のタモリ倶楽部の動画を、特にタモリ電車クラブ関連の映像をYouTubeで観てニヤニヤしているアタクシ。そういえばまだ行ったことないやっつーことで大宮の鉄道博物館に行ってきた。
以前もちょっと触れたけど、アタクシ「マニアという程鉄分は高くないが、生来の旅好き&メカ好きゆえなんとなく憎からず思っている」程度の鉄道ファンであります。なので形式とかは全然分からんのです。
大宮からニューシャトル(初めて乗った)で鉄道博物館駅へ。駅とほぼ直結。これなら雨の日でも安心だ。そしてSuicaを使ってチケットレスで華麗に館内へin。新しい。
勝手が分からず、なんとなく2Fに上がってしまったんだけど、そこからの光景が素晴らしかった。眼下に広がる車両の群れ。時を越えたアイドルたちの共演。from 明治 to 現代。壮観である。
そして1Fに戻り、改めて車両たちをじっくり観察させて頂く。いつもホームから見ているからか、ある意味車両の下半分は意識していない一般人たる我々。近寄ってみるとこんなに巨大だったのか!みたいな感慨を抱かざるを得ない。こんなモノが日本全国・毎日山ほどガタゴトと時間通りに動かしているというシステムを構築・運営することへの畏敬の念が湧く。いや、結構マジで。
なんだかんだで昭和を20年弱経験している身としては、車内の扇風機やら座席に備え付けられた灰皿みたいなところについついカメラのレンズを向けてしまうのはやむを得まい。
そして機関車の製造元のプレートにある企業ロゴにまたビリビリ来る。なんてカッコいいんだ。このロゴ、蒸気機関車の時代と電気機関車の時代でリニューアルされてたりして、それを見比べるだけでも飯が軽く三杯は食えるというもの。眼福。
昔の車両には、昨今のアルミ素材の車両にはない味わいがある。木造、いいよね。
館内が若干暗めなせいなのか、車両に近づいて写真を撮っていると鋳鉄の表面の波打ち具合みたいなものの味わいに見惚れる。
気づくと3時間近くが経過していてビビる。うーむ、マニアじゃないとか言いつつ、実は鉄道大好きなんじゃないのか?>自分 そして帰りの車内で「京都の梅小路にも行ってみたいな…」とか考えているアタクシがいるのでありました。