my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

Cornelius Mellow Waves Release Party@LIQUIDROOMを観る

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日々暑くてたまらんです。それでも梅雨明けが宣言されないってことは、またザーザー降りモードに戻る可能性があるってことなのか… どっちにせよ地獄だからもうどうでもいいや。(←下書きをいつ書いたのかがバレる文章。てへへ)

 

というワケで涼しい音楽を聴きたくてLIQUIDROOMに行ってきましたよ。ウソ。ホントは大好きなんですCornelius。もちろん「POINT」以降は涼しい音楽にジャンル分けしたとしても間違いないと思うけど。世界で唯一無二の納涼サウンドの雄。孤高。

 

今回のライブ、整理番号はそれ程良番という感じでもなかったので、オンタイムでLIQUIDROOMへ。上のフロアの熱気をいつも以上に感じるのはアタクシだけではあるまい。みんなこの時を待っていたっちゅーことですな。

 

フロアに降りると瀧見憲司さんがDJプレイ中。途中、Cigarettes After Sexの「K」が掛かって個人的にブチ上がる。HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERで観るの楽しみだなあ。他にはThe Pale FountainsやらPrefab Sproutやらがアブストラクトなサウンドの合間に掛かって相当いい感じ。

 

そして20:00過ぎにCorneliusスタート。堀江さんのサングラスと銀髪のルックスにちょっとカート・コバーンを思い出してみたり、小山田さんのサングラス姿はジョン・ケイルっぽいなあとか、取り留めないことが頭の中をグルグルしていたけど 、サウンドはまさにCDで聴いていたあの感じそのもの。スゲーよ!本当に目の前であの音群が紡がれている!特にあらきさんのドラムの一筋縄ではいかない感じが、ライブだと数段上を行っているように聴こえる。そしてその土台の上空を色んな音のカタマリが極めて秩序立てて行き来しているのがビジュアル的に見えているような、そんなステージ。うーむ、こんなの他では観たことも聴いたこともないぞ。バックの映像もちょっと気が狂っているようなことをやっている様に見えるのだが、それ以外にもステージ上で気になることが多すぎて集中出来ない。この情報過多具合、嫌いじゃないです!こっちの脳味噌が付いていかない。本当にスゲー。

 

新譜の曲をメインにっていうセットリストではなく、「FANTASMA」以降を満遍なく網羅したセトリで初見のアタクシには嬉しい誤算。とは言えもっと聴いていたい思わせる約75分。うーむ、ちょっと食い足りない。そしてバックの映像と照明ももう少し堪能したい。できれば東京国際フォーラムホールAみたいなハコで観たいなあ。しかし次は新木場STUDIO COAST。勿論行きますけども!

 

最後のMCで「久しぶりだからたくさん間違えた」と小山田氏は言ってたけど、ここからどうブラッシュアップしてくるのかホント楽しみ。そしてラストの挨拶でサングラスを外して笑顔を見せてくれた小山田氏に色々と持って行かれるアタクシなのでした。ズキューン。

 

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