my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

河鍋暁斎記念美術館へ行ってみた

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最近、美術館へ通ってみたり関連書籍を乱読してみたりと色々やってるアタクシですが、興味の範囲が広がって結構楽しいもんなのですよコレが。そんなこんなで今回は河鍋暁斎記念美術館へ行ってみたのであります。

 

暁斎については国芳門下で狩野派、明治までご存命だった絵師…くらいの知識。作品は本やらwebで目にした程度。でもその奇想テイストな作品群には国芳好きとしてはそそられるワケで(門下なんだから当たり前だ)

 

記念美術館は西川口の駅を降りて歩くこと約20分。ホントに普通の住宅街の一角に存在しておりました。お隣のお宅の表札に「河鍋」姓のお名前を発見、歴史の地続き感を感じて軽く興奮する。館は一般のお宅を開放している感じなので、小じんまりとしていて展示もじっくり観ても1時間でお釣りが来ると思う。アタクシは平日の午後に訪問したので、ほぼ独占状態でじっくり堪能させて頂きました。うひょ。

 

で、作品を観ていて何か既視感があるなあと思って記憶を辿っていると、コレって最近の桜玉吉を思わせるトコがあるんですわ。技術的なところはよく分からないのでその辺りはひとまず置いておくとして、墨の線の具合とかスットボケた感じの表情とかにスゴく桜玉吉感を感じた…んだけど、こんなこと言ってるのは多分アタクシだけなので忘れてください。スッと。

 

常設の展示はなくて、2ヶ月毎にテーマに合った作品を入れ替えているそうなので、何かの折にまた訪れてみようと思います。今月末からはBunkamuraミュージアム暁斎の作品展もあるし、そっちもスゲー楽しみだ!

 

www.bunkamura.co.jp

 

あと、館にあったチラシで知った雪村展@藝大美術館。コレも気になる!多分行きまっせ~

sesson2017.jp