水上で雪と戯れ、温泉でグターっとするの巻
先日もちょいと触れましたがアタクシ、年末年始が一年の中で最も忙しくなるという仕事をナリワイにしておりまして。今年もその大嵐の時期をどうにかこうにかやり過ごすことに成功したので、ちょっと遅い冬休みというか骨休めに水上温泉へ行ってきたのであります。
とは言え根っからの貧乏性ゆえ、ただ温泉に行くだけでは勿体無いということで、ついでにスノーシューのガイドツアーに参加してみたのです。
ツアーはジャグスポーツさん主催のツアーに参加してみましたよ。月曜だったのでガイドさん一人の参加者アタクシ一人というマンツーマン体制でしたが(笑)
コレが滅法面白くて。詳しくはアタクシのヤマレコに記録を載っけてみたので、お暇なら是非。
雪がゴンゴン降る中、薄っすらとしか残っていないトレースをひたすらラッセルして行き着いた洞窟に氷筍を見る、なんつー中々に幻想的な体験ができましたよ。
んでツアーも無事に終わり、ガイドさんのご厚意で宿まで送り届けてもらい早速温泉に入りに行ったのだけど、まあこれが本当に良かった。雪景色を見ながら露天風呂でボンヤリするってのは極楽ですなあ。月・火と平日2日間の旅だったこともあって、適度に空いてて、それがまたちょっとした侘しさみたいなものを醸し出してるのもまた良くて。
性格的に予定をギチギチに入れてしまいがちなのを、今回はグッとこらえてスノーシューツアー以外はテキトーに帰るだけの予定にしたのも大正解。結局朝風呂含めて3回ほど温泉を堪能し、骨の髄までのほほんと出来たのでありました。
ただまあ、あえて言うなら温泉旅館の館内がちょっと寒かったのは辛かったかな…
夕飯は付いてない宿泊プランにしたので、外に食べに出たんだけど、温泉街が予想以上に寂れててちょっと吃驚。だけどアタクシ的にはそれがむしろプラスポイントでございましたよ。結局、一人旅の場合は寂しい所に行く方が賑やかなところより落ち着きますって。
こんな景色の中を一人歩いてると、なんかちょっとイイ感じです。
雪は2日間とも止むことはなくひたすら降り続けていて、おかげで帰りに駅へ向かう途中に何度も滑って転びそうになるというオマケが付いたけど、それ以上に楽しい旅になったような気がヒシヒシと。年一くらいで寂れた温泉宿でボンヤリする旅でもしようと心に固く誓うアタクシなのでありました。