my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

sora tob sakana 定期公演 ~月面の遊覧船~ 37匹目@恵比寿CreAtoを観る

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前の週に急遽開催された定期公演はHomecomings@WWWと丸かぶりだったので断念。リベンジの意味も含めて行ってきた。

 

今回の目玉はアコースティックセット。どんな形になるのか、どの曲を演るのか、期待度MAXで恵比寿CreAtoにin。通常のセットと異なるからなのか、開演時間から10分押しでライブスタート。前回公演で初披露されたという新曲を今回は演ってくれるのか、ちょっと楽しみにしてたんだけど、残念ながらセトリに無し。無念。

 

中盤にねんがんのアコースティックセット。g・key・perの3人体制のバンドをバックに、横並びの4人がしっかりと歌を聴かせるというスタイル。いや、コレかなりいい感じですよ。元曲にあった骨格の良さというか、芯の強度のようなモノが露わになったというか。やはりsora tob sakanaの楽曲は「ポストロック」とか「エレクトロニカ」みたいな、ある種のジャーゴンで語られることで煙に巻かれていた部分があると思うのだけれど、アコースティックセットによって諸々の外装を剥いでいくと、実は「うた」として異常に高水準だったことが非常によく分かる。この試みは今後も折りに触れ続けて欲しいと思う次第。今回のアコースティックセットで披露された楽曲以外の曲たちも、このセットではどのような輝きを見せくれるのか、とても気になるしスゴく楽しみ。

 

セット終わりでギターの照井Pが「こんな難しい曲を歌えるすごい子達です」と4人を褒めていたけど、アタクシもホントそう思う。このまますくすくと成長していったら一体どんなことになってしまうのやら。いやー楽しみであります。