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my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

The Stone Roses@日本武道館を観る

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イヤ、もうなんかスゲー良かったっす。終わり。

 

…ってことでもうイイってくらい良かった。それだとまあナンなので、とりあえず色々と書く。

 

4人揃ったローゼス。なんかそれだけで色々と感慨深い。前日になって「まだ来日してないんじゃないか」みたいな情報をTwitterで目にして「またか…でもあり得る」みたいな気分になる程度にはよく訓練されたファンであるアタクシ。イアン・マッカロクの件が直近であったからねえ。

rocketnews24.com

 

その上でゾロゾロと武道館のステージ上に4人が現れて、マニが「I wanna be adored」のイントロを弾き始めた瞬間、「アウアウアー」みたいな曰く表現し難い感情が溢れて困っちゃう。ここからは断片的な記憶。

 

レニのドラム、やっぱスゲえ。そしてコーラスワーク。「実はストーンローゼズとはレニのことだったんじゃないの」疑惑。最初は「服部半蔵 影の軍団」みたいな忍者っぽいマスクを被ってたんだけど、「Waterfall」くらいであのトレードマーク的ハットを被ってプレイしてたのでソレだけでブチ上がる。嗚呼、あのレニが今ローゼズでドラムを叩いている…前回のライブでは観られなかった夢の光景ですわ。ちょっと泣く。

 

ジョン、髪長いっすね。そして着てるスカジャンがめっちゃカッコいい。ああいうの欲しい。ブラックとゴールドのレスポールを交互に使ってたけど、個人的にはヘヴィ過ぎてもうちょっと繊細さが欲しいかな…と思う瞬間がちょっとだけあった。それでも90年代最重要ギタリストの一人だと思わせるのに十分過ぎる貫禄のプレイでございました。

 

マニ、アンプの前からほぼ不動でゴリゴリとピック弾き。たまにスクリーンに抜かれる笑顔が堪りませんなあ。しかし、あれだけ印象的なフレーズが山盛りであるにも関わらず「ここぞ!」という時に抜かれないのは如何なものか。映像担当のスタッフには猛省を促したい。とは言えちょっと「あれ?」と思うほど不動だったことも事実。体調もしくは体力的に何かしらの問題を抱えていたのだろうか。ちょっと心配。

 

イアン、声出てる!終始安定してるじゃないか!心配して損した。と思ったら「She bangs the drums」と「I am the resurrection」で完全に音を見失う状況が発生。と同時にアタクシもガラガラガッシャーンとなる。おそらくあの場にいた全員が「なしてこの超絶名曲でやらかすかね???」と思ったに違いない。でもそこがイアンのいいところ、ということにしておきたい。あと、ギターソロ中とかヴォーカルとしての仕事をしてない時に見せる動きが謎かつキュート。これは現場に行かないと気づかない類のヤツだ。どうもいいが「肩ガ痛イ」という日本語を教えたのは一体誰なんだ?

 

セットリストは半年前のものとほぼ同一。アンコール無しでスパッと立ち去るのはちょいと寂しい気分もするけど、コレはコレでありだとも思う。あと、ふと気づくと他のライブより客席が明るく感じる瞬間が多かったような気が。これは意図的なものか単なるアタクシの気のせいか分かりませんが、20年以上も前に「オーディエンスが主役」と広言していたバンドのライブならあり得なくも無い…なんてことをちょっと思ったりしましたが多分アタクシの妄想でしょう。

 

ともかく、95年の武道館の2階席にいたボンクラ学生のアタクシのカタキを22年の時を越えて取ったような、そんな素敵な夜でございました。