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my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

Primal Scream@新木場STUDIO COASTを観る

音楽

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今更の話だけど、実は初めて聴いた時は全然ピンとこなかったんだよなあ「Screamadelica」って。当時はもっとシャキッとしたサウンドが好みで、なんだかアルバム全編を通して感じる何とも言えない「とろ~ん」感がどうも馴染めず…。なんて思ってた日々から幾星霜。気が付いたら大好きなアルバムになってるんだから人生とは不思議なものであります。

 

今となっては1stから大体全部好きなアタクシですが、一番好きなのは「XTRMNTR」ですかねえ。コレが出た頃はどのクラブでも「Swastika Eyes」が爆音で鳴り響いてたものです。当時、長く沈黙を続けていたケビン・シールズのもう長らく待たせられてどうにかなっちゃうのではないか?というファンの飢餓感に答える、超久々かつ最高の仕事が聴けるって言う点においてもこのアルバムの価値ってスゴく高かったのですよ。…そんな昔語りはもういいか。

 

数ヶ月前に「ボビー倒れる」の一報にビビりつつ(ローゼス来日キャンセルなんて出来事がありましたからのう)、無事日本に来てライブを恙無く終わらせてくれたことにとにかく感謝。その上で素晴らしいライブだったんだからもう最高です。

 

初っ端、真っ赤なスーツに身を包んだボビーの姿に「痩せてることは正義だ!」との思いを一層深くしたのはここだけの秘密。

 

マニの後任、ベースのシモーヌ・バトラーさんが大変素敵な出で立ちでもう色々と大変です。細身の革パンに白シャツ・黒タイ、上着にはライダースでアップに纏めた髪。元々プライマルの曲ってベースが印象的な曲が多いから、尚更シモーヌさんを目で追っちゃう。いやホントにカッコよかったなあ。アンコールではアップだった髪を下ろしちゃって登場。もうより一層素敵になられてましたわよ。

 

プライマルはゴリゴリのシリアスというかハードなモードであっても、根底には「Let's have a party」感というか独特のフェイク感が流れていて、そこがバンドの唯一無二の魅力の根源なのではないかなあ…などとライブを観ていてボンヤリ考えてみたり。節操の無さとか腰の高さも勿論最高なんだけど。このままの形で歳を重ねて行って欲しいなあ。