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my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

Alcestのインタビューが中々に興味深い件

音楽

Marunouchi Muzik Magazineにてネージュ様のインタビューが公開されております。

 

 

sin23ou.heavy.jp

 

色々と気になる点が多い、素晴らしいインタビューなのでネージュ様ファンは必読の内容。

 

とりあえず気になった点は…

フランスはアニメやマンガの日本に次ぐ大きなマーケットだと思うよ。その理由は、僕の世代 (80年代生まれ) が日本のアニメを見て育ったからだと思うんだ。
聖闘士星矢 (僕は”昔の”聖闘士星矢の大ファンなんだ)、ドラゴンボール、グレンダイザー、キャプテンハーロック北斗の拳などたくさんの名作アニメがテレビで放映されていたんだよ。90年代には日本のゲームもたくさんフランスに輸入されていたね。スーパーファミコンはとても人気があったんだ (僕は今でも持っていてプレイしているんだ!)。

 

フランス人「聖闘士星矢」好き過ぎ問題がココにも!ティエリー・アンリが来日した際、中野のまんだらけ聖闘士星矢のフィギュアを買い漁っていた、なんて話はつとに有名ではございますが、ネージュ様さえも星矢ファンであるという事実! 車田正美スゲえなあ。

 

“Shelter” はエアリーなレコードだったよね。とても霊妙で、輝きを放ち、主にギターと ALCEST のアトモスフェリックな1面にフォーカスした作品だったんだ。だから “Kodama” では、よりパンチーでダイナミックな何かを戻す必要があると強く感じていたんだよ。ダークになったのもその一端だろうね。

 

やはり作品間のバランスを考えての今回の作風である、と。

 

プロダクションも過去作に比べて実に特殊に仕上がっていて、ラフでオーガニックなんだ。実はグランジや磨かれていないサウンドのバンドにインスパイアされていてね。それこそ、DINOSAUR JR. のようなバンドにね。

 

ここでまさかダイナソーの名前が出てくるとは!あまり意識せずに聴いていたから、ちょっとこの視点で聴き直さねば。

 

僕にとって、”Blackgaze”と呼ばれるバンドの大半はちょっとメタル過ぎるんだよ。メタルとポストロックやインディーズ、シューゲイズをバランス良くミックスしているバンドはあまりいないと思う。
ただ、シーンにもいくつかは良いバンドが存在するね。SYLVAINE はその良い例だろう。彼女は今年の初めに Season of Mist から新作 “Wistful” をリリースしたんだけど、僕たちのファンはとても気に入ると思うな。

 

これはまさに我が意を得たりというか。Alcestと共に名前の挙がるバンド達を聴いてもあんまりピンとこない場合が個人的には多いのですよ。やはりAlcestは奇跡的なバランスの上に成り立っているのだなあ。

 

www.youtube.com

 

ここで名前の挙がっているSYLVAINEも、かなりAlcest寄りで結構イイんだけど、音楽性が近いが故にネージュ様が持つ特異なメロディセンスの有無がより浮き彫りになるというか、もう一つ工夫が欲しいところ。次のアルバムには期待しております。

 

さてさて、新作も素晴らしい内容だったAlcestではございますが、次に気になるのはいつ日本に来てまんだらけ聖闘士星矢のフィギュアを買うのかライブ演ってくれるのかということですな。年内はもう忙しそうなので、年明けに是非お願いします!

 

KODAMA -木霊-

KODAMA -木霊-