KIRINJI@Zepp Tokyoを観る
アルバム「ネオ」が素晴らしかったし、特に「Mr.BOOGIEMAN」にアレだけ反応してしまった身としては行かずにおれようか、というワケで行ってきた。
開場前、外でボンヤリ待っていたら、どうやらZepp Divercityと間違えっていたと思しき男性二人組を見掛ける。いや、本当に居るんですなあ間違える人。
それはさておき、開場してドリンクにミネラルウォーターを選択するアタクシ。なんか最近すぐ二日酔いになるので暫くは自重しようと思ってるのだ。いつまで持つかは分からんけど。
そしてホール入り。椅子有りのZepp Tokyoは初めてだ。雰囲気がだいぶ違う。しかもフロアがフラットだからぶっちゃけ見づらい。でも大歓迎。なぜならおじさんだからだ。立ちっぱなしツラいよー
ほぼ定刻通りの本編スタート。そして序盤の「だれかさんとだれかさんが」で何故か号泣するアタクシ。理由は自分でも分からない。気が付いたら胸が一杯になって、もうどうにもならなくなってしまったのだ。この謎状態はこのあとの「真夏のサーガ」「進水式」でも発生することになるのであった。「進水式」の歌詞の「必ず行きて帰ろう」のトコ、あのラインがもうヤバいんですわー。生で聞いたら泣いちゃいますわー。
それにしても現編成全員のポリバレント性の高さは一体何なんだろう。全員コーラスはもとよりソロでガンガン歌うし、ほぼ確実に複数の楽器を弾きこなすし。その中でもコトリンゴさんと弓木さんにアタクシの目は釘付けに。歌声通りのヴァイブスのコトリンゴさんと終始ニコニコしながら切れ味鋭いカッティングからヘヴィなソロまで自在にこなす弓木さん。お二方ともホントカッコいい。
待望の「Mr.BOOGIEMAN」も素晴らしかった。ギターを置いてハンドマイクで歌い、そしてちょっと踊る弓木さん。ポニーテールが揺れるたび、なんかもうおじさん色々たまらんかったですよ。一つ提案させて頂くなら、サビの部分だけでもちょっと振付けっぽいのを導入してみるなんて如何ですかねえ。ハマると思うし盛り上がるような気がするんですけど。ちなみに今回のライブではMIXを入れる勇者は存在しなかった模様(←当たり前)
本編ラストは「The Great Journey」。残念ながらライムスのお二人の飛び入りは無かったけど、それでもガン上がりの素晴らしい出来栄え。加えて千ヶ崎学さんのベースが凄まじいことになっておりました。いや~カッコ良かったわ。
アンコールに「うちゅうひこうしのうた」。MCで高樹氏が「もう自分たちの曲ってことにしてしまいたい」などと発言しておられましたが、確かにそれも納得のアレンジ&コーラスワークでございました。
ラストは「ネンネコ」。サラッと作った曲にも関わらず予想以上に人気曲になったとのこと。いやいや、こんないい曲を「サラッと」とかどうなってんだ全く。
というワケで全編本当に素晴らしいライブだった。アタクシ、なんか知らんが複数回泣いちゃうし。閑話休題、次のアルバムが出たらまたライブ観たいなあ。