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my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

立川談笑一門会@武蔵野公会堂を観る

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先々月に続いて二度目の参戦。立川談笑一門会を観てきた。

 

仕事がちょっと忙しく、どうにかこうにか職場を抜けだして会場に着いたのが開演3分前くらい。受付の吉笑さんに木戸銭を払ってギリギリで滑り込む。スッと通り過ぎたけど、冷静に考えるとそこそこデカいハコのイベントで、これから出番の演者にお金を払うってビックリするけど、なんかこう、ちょっとイイ。この手弁当感というかインディー団体感、好きだなあ。この敷居の低さがこの会の魅力。そして中身は特濃っていうギャップがまたイイ。

 

開口一番は笑坊さん。「花色木綿」。前に見た時より良くなってる気がする。談笑師匠もちょっと褒めてた。

 

談笑師匠は「堀の内」。初めて聞いた時はあんまりピンとこなかった噺だけど、改めて聴くとスゲー面白い。マクラの時点で全方位的に不謹慎極まりないギャグ満載で、これこそメディアに乗らないライブならではのエンタメ感。元々の落語にも旬な時事ネタで世間をバックスタブするようなリアルタイム同時代性みたいなものはきっとあったんだろうな。噺の中ではまさかの「おそ松さん」ネタまで飛び出す始末。談笑師匠の守備範囲の広さには全盛期のロッテ小坂もビックリするに違いない。

 

吉笑さんは古典。しかも「道灌」。マクラは先日の「週刊キッショウ」でも話してた「話しちゃダメな話」でスゲー受けてた。「道灌」も小ネタを挟みつつやっぱり面白い。吉笑さんの古典も色々と聞いてみたくなった。

 

笑二さんは新作「仲順大主」。「沖縄県民の駄目なトコあるある」なマクラからの沖縄の昔話をベースにした擬古典モノな噺へ。笑二さんの語り口も相まって「実は古典にこういう話ありそう」オーラがビンビンに出てた。噺自体も不条理感漂うギャグから一転泣かせるオチに行く流れがホント良かった。これは是非また聞きたい。笑二さんは勝手に古典の人だと思ってたけど、こんな面白い新作も演ってたとは。笑二さんの独演会も観に行ってみようかなあ。

 

 

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そして来月の演目。吉笑さんは「一人相撲」! 前回観た時からどうブラッシュアップされているのかちょっと見届けたい。来月も観に行きたいなあ。

 

 

 

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