my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

Alcestの新曲が公開されたワケだが

amass.jp

 

新曲なかなかカッコいいスね。

 

Alcestの来る新譜については、前作「Shelter」が発売されてからすぐに「ダークな作風に回帰するのではないか」という予想を立てておりました。

 

というのもアタクシ個人が有る勝手な見立てをしてまして。

 

前々作「Les voyages de l'âme」のラスト曲「Summer's Glory」(超名曲!ライブで観て泣いたw)が「暗黒の世界から一筋の光を見出し、その方向へ歩き出していく」ようなイメージの曲であったこと(個人の感想です)

 


Alcest - Summer's Glory (live) @ duo Music Exchange Tokyo Japan 13 Apr 2014

 

それに続く前作「Shelter」が「辿り着いた光の世界のイメージで統一されていたアルバム」のように聴こえること(あくまで個人の感想です)

 

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そして「Shelter」のラスト曲「Délivrance」が、再び「荒涼とした世界を想起させるサウンド」に回帰しており、そこでアルバムが幕を閉じるという構成になっていること。(「Into the Waves」はあくまでボーナストラックであると解釈しています)

 

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上記を鑑みるに、新作「Kodama」では「Délivrance」に導かれた「荒涼とした世界=ダークな作風」が帰ってくるのは必然ではないかと(完全な妄想です)

 

そういう観点で新曲「Oiseaux de Proie」を聴いてみると、アタクシの妄想もそれほど的を外したもんじゃないような気がしてくるから不思議。デス声は復活してるし、後半の疾走パートは初期の名曲「Le secret」をちょっと想起させる…ような気がしないでもないし。

 

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曲を聴いて膨らんだ妄想のイメージだけで色々と書き連ねてきましたが、当方歌詞とかは一切チェックしておりませんので、そちらの方面からの考察をどなたか是非ともお願いしたい(人任せ)

 

 

アルバムは海外では9/30リリース予定とのこと。妄想の具現化はさておき、早く全編聴きたいにゃー

 

 

Kodama [12 inch Analog]

Kodama [12 inch Analog]