my little underground

世を儚む地下生活者が珍文・奇文の類いを日々量産しています

4月の予定

3月、アタクシの勤める職場で何故か今更インフルエンザ大流行。結果、ギリギリの人員で回している仕事がワヤクチャになる状況が常態化。アタクシ含めた残された健康マン達は心が荒み、体は疲労からボロボロになっていく…などという面白い1ヶ月を過ごしておりました。いや、ホントきつかったよ!

 

というワケでBlogもほとんど更新しませんでしたが、今月はボチボチやっていきまっせ。では4月の予定をチェックしておきますよー。

 

 

4月はライブ5本にサッカー1試合、トークイベント1本。意外と忙しいぞコレ。

 

ALCESTはなんだかんだ来日する度に観に行ってるので今回で3度め。Blackgaze界隈唯一無二の存在なのだからやはりライブは観ておくべきでしょうよ。新作もカッコよかったしね。

 

4/8~9は松山遠征。許可局ジャパンツアー松山公演はチケットの売れ行きが壊滅的らしいけど、そんな逆風の中で何をかましてくれるのかむしろ期待大。全国の許可局員は密航しちゃえばいいのだ。

 

愛媛-熊本は…ここ数節は心折れるような試合が続いてる愛媛の転機になって欲しい!それに加えて熊本には村上やら園田やら佐藤昭大やらミノルやら(加えて去年はテヨンまでいたんだよなあ)の元愛媛戦士が集まっているので、ちょっと面白い試合になることを期待。

 

4/16の堀込泰行は新作が大変素晴らしかったので。KIRINJIのライブも良かったからヤスのライブもチェックしないと。セットリストすげー楽しみ。

 

ローゼズは95年の武道館を観てるのであります。その時はジョン・スクワイアの骨折で延期になっちゃって、待たされた挙句に行った武道館はガラガラで(マジでアタクシの居た2F席1ブロックは友人とアタクシの二人しか居なかった)ヤケクソ気味に踊りまくったのもいい思い出。今回も含めて2度延期を食らうとは思いも寄りませんでしたが。何はともあれ新曲演って欲しいなあ。

 

4/28のNegiccoは3月に新潟LOTSに続いて2度め。まさか同じツアーを2回観るほどNegiccoにハマるとは思わなかったなあ。Zepp DiverCityがどれくらい埋まるのかちょっとドキドキ。

 

ちなみに4/28はDE DE MOUSEのワンマンと立川談笑一門会と日程丸かぶりでございました。どうしてこうなるかなー(ノД`)シクシク

 

デーモン閣下は友人に誘われて。全然知らないけど、基本ライブは誘われたら断らないことにしているので胸襟開いて飛び込んでみるのさー。

 

とりあえず上記の予定に加えて、いつものように渋谷らくごはどっかの日程で観に行くつもり。仕事が早く終われば4/11の創作落語の会『ソーゾーシー』#1も観に行きたいところ。春風亭昇々・瀧川鯉八・玉川太福・立川吉笑ってメンツはマジでヤバい。なんとか都合つけたいなあ。

 

あとはいくつか観に行きたい展覧会があるので、平日の昼間にフラッと行こうと思うちょります。

www.japandesign.ne.jp

sesson2017.jp

 

さあ、4月も生き急いでまいりますわよー

 

 

「皆、シンデレラがやりたい。」@本多劇場を観る

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仕事終わりでダッシュで下北沢へ。割と余裕を持って間に合う。良かった。最近ギリギリ到着が多くてなんだか気が休まらないのだ。

 

本多劇場。客席には男性客多めな印象。元ハロプロの新垣さん目当てなのだろうか。詳細は分からず。

 

 

アイドルオタの女性の他愛のない会話から三人の関係性がクッキリ浮かび上がってくる様は鮮やかかつこの時点で相当面白い。そしてTwitter炎上から本人登場の流れで一気にスパーク。こんがらがった対立構造のバランスがあっちへ行ったりこっちへ行ったりという本人たちにとっては悪夢的状況が、まあとにかく笑えて笑えて。

 

とは言え。「アイドルとファン」という関係性の行き着く先は果たして何処なのか、そしてそこはハッピーな地平と言えるのか、という問いを突きつけてみせる鮮やかさはお見事。この辺りの問いは一連のAKBドキュメントを観て感じざるを得なかった部分ではあるけれど、高田聖子演じる女性が導き出す回答は現状では最もベターであると言える…ような気がしなくもない。そしてラスト、一応のハッピーエンドを迎えるその影で凄惨な結末となるキャラクターもいるワケで。うーむ、控えめに言っても最高じゃないですか。

 

役者陣は全員素晴らしかった。やはり個人的には新谷真弓さん。声を聞いた瞬間「芝姫だ!」となる程度にはアニオタだったのですよアタクシ。もう新谷さんが喋る度に「ハル子さんだ…」とか色々と感慨深くて堪らんとです。しかし…そっか「カレカノ」も既に20年近く前の作品なんですなあ。時の流れってのは…

 

 

河鍋暁斎記念美術館へ行ってみた

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最近、美術館へ通ってみたり関連書籍を乱読してみたりと色々やってるアタクシですが、興味の範囲が広がって結構楽しいもんなのですよコレが。そんなこんなで今回は河鍋暁斎記念美術館へ行ってみたのであります。

 

暁斎については国芳門下で狩野派、明治までご存命だった絵師…くらいの知識。作品は本やらwebで目にした程度。でもその奇想テイストな作品群には国芳好きとしてはそそられるワケで(門下なんだから当たり前だ)

 

記念美術館は西川口の駅を降りて歩くこと約20分。ホントに普通の住宅街の一角に存在しておりました。お隣のお宅の表札に「河鍋」姓のお名前を発見、歴史の地続き感を感じて軽く興奮する。館は一般のお宅を開放している感じなので、小じんまりとしていて展示もじっくり観ても1時間でお釣りが来ると思う。アタクシは平日の午後に訪問したので、ほぼ独占状態でじっくり堪能させて頂きました。うひょ。

 

で、作品を観ていて何か既視感があるなあと思って記憶を辿っていると、コレって最近の桜玉吉を思わせるトコがあるんですわ。技術的なところはよく分からないのでその辺りはひとまず置いておくとして、墨の線の具合とかスットボケた感じの表情とかにスゴく桜玉吉感を感じた…んだけど、こんなこと言ってるのは多分アタクシだけなので忘れてください。スッと。

 

常設の展示はなくて、2ヶ月毎にテーマに合った作品を入れ替えているそうなので、何かの折にまた訪れてみようと思います。今月末からはBunkamuraミュージアム暁斎の作品展もあるし、そっちもスゲー楽しみだ!

 

www.bunkamura.co.jp

 

あと、館にあったチラシで知った雪村展@藝大美術館。コレも気になる!多分行きまっせ~

sesson2017.jp

Jesus and Mary Chainの新曲がいい湯加減なのだ

amass.jp

確かに過去の名曲に匹敵する出来かと問われたなら「いや…そこまでは…」と答えるしか無い。しかないんだが、2017年にジザメリの新曲が聴けるという事実をまずは素直に喜ぼうではないか同志諸君。

 

考えてもみたまえ。初期のライブでは必ず客が暴動を起こし「Sex Pistols以来の衝撃」などという天をも貫かんばかりの大上段に構えた宣伝コピーで売り出されていたバンドが(後に暴動の原因が「ライブ時間が短くて客が怒っていただけ」という身も蓋もない理由であったことがメンバー自らのタレコミにより発覚)、オリジナルメンバーのリード兄弟がちゃんと揃って曲を書いてレコーディングをし、あまつさえライブの予定まであるらしいという事実。確かにその背景には「ソロ活動が上手く行かなかった」とか「音楽ビジネスの成熟の結果」とか色々あるんでしょう。でもとにかくそういう諸々はもういいじゃないか。期待を裏切らない、ジザメリ節としか表現のしようがない「Always Sad」を聴けば、たちまち「あ~こういうのやっぱイイわ~」とIQがグングン下がった末の感想しか出てこなくなるこの快楽。最高じゃないか。これ以上何を望むというのかね?

 

NEWアルバム「Damage & Joy」は3月予定とのこと。春までは死ねないぞ同志諸君!

 


The Jesus And Mary Chain - Always Sad (official video)

 

Damage & Joy

Damage & Joy

 

 

『Happy Birthday TWEEDEES Vol.2 (Day 2)』@高円寺Highを観る

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去年の夏以来のTWEEDEESのライブ。楽しみすぎて1時間近く早めに現地入り。物販を軽くチェックしてから一人飲みでテンションを上げる。高円寺は飲むトコたくさんあって捗りますなあ。

 

まあ色々ありつつライブ本編。シークレットゲストはひとりイックバルさんでした。バレバレだったらしいけどアタクシ全然気づかず(笑)おかげでお得感がヤバい。名前しか知らなかったイックバル、楽曲どれもスゲーイイじゃないですか。そりゃ話題になる筈ですわい。早速帰路にAppleMusicでチェックしたけど、それはまた後の話。

 


ikkubaru - amusement park (official MV)

 

そして本編のTWEEDEES。2名+dr+keyのミニマム4人体制。ギターレス。どうなるかと思ったら意外と違和感無し。「Boop Boop Bee Doop!」の印象的なギターカッティングも沖井さんがベースで演っててちょっとビビる。今後もこの体制でライブをやるとのこと。全然アリですよ!

 

今日は遠くイングランドから取り寄せたという紺と黄のレジメンタルタイも鮮やかな全員ジャケット着用というドレスコード。清浦さんはこの日も大変お美しゅうございました。

www.instagram.com

 清浦さん、前回観た時よりもvoの安定感が段違いに良かった。「男子三日会わざれば刮目して見よ」とはこのことでございますな。(注:清浦さんは女性です)

 

沖井さん、この日はいつものリッケンではなくプレベ(だったような…)を弾いて弾いて弾き倒しておりました。相変わらずめっちゃカッコいい。そしていつもの纏まらないMCとそこに冷静なツッコミを入れる清浦さん。嗚呼、この関係性たまらんっす。そしてドラムのGENちゃん。プレイ中のニコニコ顔がホントいいんですよねえ。

 

途中、イックバル参加のコーナーで「Philip」完全版披露キマシタワー。まさにこの日以外では観られないサウンド。いやあ最高です。そしてまさかのSugar Babe「Down Town」のカバーまで聴けてアタクシ大満足。やっぱ時を超える名曲ですなあ。他にもイックバルの曲がバンドサウンドで聴けて、これも良かった。4人揃ったイックバルのライブも観たくなっちゃった。新曲もかなりプレイしたし、まだ言っちゃいけないらしいがレコーディングも終わったらしいし、おじさん期待してますわよ。

 

www.youtube.com

 

本当に素晴らしいライブだったけど、一つ残念だったのは初日には演ったらしい「祝福の鉄橋」が聴けなかったこと。沖井さんの科学礼賛シリーズ(アタクシが勝手に命名。ようするに「速度と力」とか「電離層の彼方へ」とかその辺の曲です)は全て名曲だと思うのでやはり聴きたかった!でも初日はLITEのワンマンと被ってたからしょうがない。無念。

 

今回、恒例の新曲のお披露目がなかったのは何らかの政治的な理由があるらしい。ポジティブな理由っぽいので吉報を待ちつつ、次のレコ発ライブも行きたいなあ…等ボンヤリ考える帰路なのでありました。

 

Day1の記事だけど参考までに。この日も観たかったなあ。 

natalie.mu

 

追記:Day2のレポがReal Soundにアップされましたわよー

realsound.jp

The Second Time Around【通常盤(CD)】

The Second Time Around【通常盤(CD)】

 

 

 

 

 

 

 

Negiccoが「Mr.BOOGIEMAN」を歌った…だと?!

なん…だと…?

 

マジかーーーー!

 

はわーーーー

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うひょーーーー

www.instagram.com

うはーーーーー

 

一旦落ち着きます。 

 

行こうと思ってたんだよなあ「弓木流 vol.2」でもさあ、チケット取れなかったんだよぉぉぉ(泣)

www.cinra.net

しかも「Mr.BOOGIEMAN」を弓木さんとNegiccoが歌うなんて…十分考えられるシチュエーションだよなあ。嗚呼、返す返すも行けなくてマジ残念。とほー

 

でもですよ、引用したTweetによると現場に小出さんと高樹氏がいたのは事実らしい。ということは、だ。次回のNegiccoの作品に楽曲提供待ったなしやでコレは!!!是非ともよろしくお願い致しまする~

 

追記:Real Soundにライブレポがアップされとりました。返す返すも観たかった…(;´д`)

realsound.jp

 

渋谷らくご 2/10 20:00公演@ユーロライブを観る

渋谷らくごの20:00の回は多少仕事が忙しくても充分間に合うから気が楽だ。この時間設定にしたサンキュータツオさんには感謝しか無い。

 

この日は仕事がサクッと終わったので19:00前に渋谷到着。夕飯に「蕎麦ちばから」で鶏つけそば大盛りを頂く。相変わらず美味い。ちばから→しぶらくが最近の定番コース。夜だとお酒も出してるから次回は飲んじゃおうかしら。

 

sobadb.supleks.jp

 

夕飯食ってもまだ時間があったので東急ハンズへ。測量野帳を2冊購入。タマフル聴いて気になったジュースアップを試し書きしたかったんだけど、何故か見つからず。何処にあったのかな?

www.pilot.co.jp

 

で、渋谷らくご。

 

・桂三木男

定型っぽいまくらはあんまり好みではないのでちょっと構えたけど、噺はスルスルと入ってきた。特に中盤からグイグイ乗ってくるところが素晴らしい。

 

玉川奈々福

曲師は沢村美舟さん。大変お綺麗です。安定の面白さ。浪曲は言うなればルイ・マル死刑台のエレベーター」とマイルス・デイヴィスの関係というか、ジム・ジャームッシュ「デッドマン」とニール・ヤングの関係と考えればスルッと飲み込めますな。

 

・立川吉笑

やはりまくらは内閣関係だったか!続きは独演会で、とのこと。気になるじゃないか!噺は「くじ悲喜」初めて聴いた。まあ最高ですね。どうしてこういう噺を思いつくのか、創作のプロセスが知りたい。

 

隅田川馬石

まくらもそこそこにスッと噺へ。冒頭の車屋と酔っぱらいの会話というか目線のやり取りだけで既に面白い。どうしてこういう空気感を光の速さで目の前に現出せしめるのか。素晴らしい芸であります。来週の独演会も行きたいなあ。

 

20:00の回は翌日の仕事に響くけど、それ以上に得るところ大なのでありますよ。今後も行かねばなるまいて。